【悲喜こもごも】詰め替えインクを使ってみた感想は・・・?
サンワサプライの詰め替え式インクでプリンターのインクを詰め替えてみた。
最初の突破口として、カートリッジの上部にあるインク注入口の「ツメ」を専用のキットではずして穴を開ける。慣れないと力の入れ具合が難しいが、専用キットの力を借りれば一発だ。
その穴から、適量を詰め替えインクのノズルから注入することでインク充填は完了する。もしカートリッジのインク流出口からインクが垂れてくるようなら、ティッシュペーパーなどでふき取る。この時、手がインクで汚れないようキット付属の専用ビニール手袋を装着する。
本体スロットにカチッと差し込んで終了。
確かに首尾良くいけば簡単だ。
サンワサプライの詰め替えインクならかなり品質も良い。純正インクに比べるとコスパも良い。
一見楽そうに思えるが…。
だが、起こり得る失敗もあらかじめ知っておきたい。
詰め替えを失敗をすると…
最も起こりやすいと感じたのが、カートリッジ底部の流出口から充填した詰め替えインクが流れ出てしまうことだ。
その時に、床やカーペット・手がインクでベトベトになったり、大量のティッシュの山ができたりする。
なぜこんなことが起こりやすいのかといえば、プリンター各社がインクカートリッジの両側面を不透明な仕様にして可視化していないからだ。詰め替えインクの普及により純正インクが売れなくなるため、使い勝手を悪くする各社の目論見と考えられよう。
初心者におすすめしたい使用法は、カートリッジ一本分を一気に充填しようと欲張らないことだ。充填頻度は上がろうが、半分程度を目安に少しずつ入れていくのが経験上理想であると感じる。ちょうど良い量を充填するには、ある程度の慣れと経験が必要とするし、インクが延々と垂れるまで充填してしまうと、インクが無駄になるだけでなくノズルの目詰まりの原因ともなり得るからだ。
なお、充填の回数だが、多くても3回を目安にすると良いだろう。
それ以上は、カートリッジ内部の吸収綿が弱くなって徐々に使えなくなる。
取扱説明書の指示に従って慎重に使用されたい。
自信がなければ純正インクを使うか、カートリッジタイプの互換インクを使うのが良いだろう。
まとめ
詰め替えインクは、交換の手間がかかるが、コスパが良い。
詰め替えインクは、慣れが必要。
充填のし過ぎによるインクの吹き出しに注意。
充填の回数は無制限ではない。